患者とのコミュニケーションを取るポイント

患者とのコミュニケーション能力は、看護師として活躍していくためには重要なものです。優れた医療を提供する環境が整っていても、必要な医療を患者に伝え、納得して受けてもらわなければ意味がないものになってしまいます。患者とのコミュニケーションで気をつけたいのが、看護師とは知識や立場が異なることです。看護師にとっては当たり前の言葉でも、患者からするとよく分からないというケースは多いです。指示や説明をする場合には、具体的に分かりやすい言葉で伝えるようにしましょう。例えば、ベットの上で安静にしてくださいと伝える時には、起き上がるのは良いけれども歩いてはいけませんなどと、良いこと悪いことをはっきり示すようにします。

コミュニケーションは言葉遣いだけでなく、しゃべり方や目線など様々な要素があります。明るい調子でハキハキとしたしゃべり方は、患者を元気づけたり、声かけしたりする際には有効です。しかし、排せつ物の処理などプライベートな話を明るいトーンで話してしまっては、恥ずかしい思いをさせてしまうので、暗く低い声で話すようにしましょう。場面に応じて声のトーンを変えることが重要です。目線については、患者に合わせるのがポイントです。ベッドにいる患者を相手にする時は椅子に座ったり、腰を落としたりして同じ目線で話すようにしましょう。患者との位置関係も重要です。正面から話しかけるのは真面目な話をする際に向いていますが、緊張感を与えてしまいます。リラックスして話したいのなら、斜めの方向からにすると直接目線が合わず不快感を与えにくくなります。